正答3
解説
正解は3です。
エネルギー代謝率(RMR:Relative Metabolic Rate)は作業の強さを表す指標で、作業に要したエネルギーが基礎代謝量の何倍かを表します。
作業に要したエネルギー(労作代謝量)は、作業時の代謝量から安静時の代謝量を引いたものです。
【計算】
エネルギー代謝率=労作代謝量÷基礎代謝量
労作代謝量=作業時代謝量-安静時代謝量
したがって、エネルギー代謝率=(作業時代謝量-安静時代謝量)÷基礎代謝量となります。
【選択肢別解説】
1:× 内的仕事量を全仕事量で割る式は、エネルギー代謝率の定義とは関係がありません。
2:× 基礎代謝量を基準となる体表面積で割った値は、体表面積あたりの基礎代謝量を表します。
作業の強さを表すエネルギー代謝率ではありません。
3:○ 労作代謝量を基礎代謝量で割る式は、エネルギー代謝率の定義式です。
4:× 作業時代謝量を安静時代謝量で割った値は、作業が安静時の何倍のエネルギーを使うかを表し、METs(メッツ)の考え方に当たります。
エネルギー代謝率とは異なります。
5:× 作業時のエネルギー消費量を安静時のエネルギー消費量で割る式も、METsと同じ考え方です。
エネルギー代謝率は安静時ではなく基礎代謝量を基準にします。
【ポイント】
エネルギー代謝率は基礎代謝量を、METsは安静時代謝量を基準にする点が違いです。
1METは安静座位の酸素摂取量で、約3.5mL/kg/分です。