正答5
解説
正解は5です。
立位姿勢での身体の重心は、成人では骨盤内の第2仙椎のやや前方にあり、足底から身長の約55%の高さに位置します。
重心から真下に下ろした重心線は、矢状面では耳垂、肩峰、大転子、膝関節中心のやや前方、外果のやや前方を通ります。
【選択肢別解説】
1:× 立位での重心は、仙骨の後方ではなく、第2仙椎のやや前方にあります。
2:× 閉眼すると視覚による姿勢の調節ができなくなるため、重心の動揺が大きくなります。
重心が一定して後方へ移動するわけではありません。
3:× 小児は体に比べて頭部が大きいため、重心の位置は相対的に成人より高く、足底から遠くなります。
4:× 重心線は膝関節の中心の後方ではなく、やや前方を通ります。
そのため立位では膝を伸ばす方向の力が働き、少ない筋活動で膝の伸展位を保てます。
5:○ 老年期には、感覚・筋力・中枢での統合機能の低下により姿勢を調節する能力が落ち、重心動揺面積は加齢に伴い増大します。
【ポイント】
重心線は、耳垂、肩峰、大転子、膝関節の前部、外果の前方を通ると覚えます。
重心動揺は幼児期に大きく、青年期に最も小さくなり、老年期に再び大きくなります。