正答5
解説
正解は5です。
評価尺度の信頼性・妥当性と、データの尺度水準(名義・順序・間隔・比率)に応じた統計手法の対応を問う問題です。
信頼性は「同じ条件で測れば同じ結果が出るか」、妥当性は「測りたいものを正しく測れているか」を表します。
【選択肢別解説】
1:× 再検査法は、同じ対象に時間をおいて同じ検査を行い、結果の一致をみる方法です。
妥当性ではなく信頼性の検討法です。
2:× 他の標準的な尺度との相関関係をみるのは、信頼性ではなく妥当性(基準関連妥当性)の検討法です。
3:× 名義尺度(性別や血液型など)の代表値には、中央値ではなく最頻値を用います。
名義尺度には大小の順序がないため、中央値は求められません。
4:× 順序尺度(重症度の段階など)の代表値には、平均値ではなく中央値を用います。
順序尺度は段階の間隔が等しいとは限らないため、平均値は適しません。
5:○ 間隔尺度や比率尺度で測った2群の平均値の差を比べるときは、データが正規分布に従えばt検定を用います。
【ポイント】
名義尺度は最頻値とχ²検定、順序尺度は中央値とノンパラメトリック検定、間隔・比率尺度は平均値とt検定などのパラメトリック検定、と対応させて覚えます。