正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
多発性硬化症は、中枢神経(脳・脊髄・視神経)の髄鞘が自己免疫の機序で障害される脱髄疾患です。
病変が時間的にも空間的にも多発し、再発と寛解を繰り返すのが特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 多発性硬化症は男性ではなく女性に多く、女性は男性の2〜3倍の頻度です。
2:× 発症は50歳代ではなく、20〜30歳代の若年成人に多くみられます。
3:○ 中枢神経の白質に脱髄病変が多発し、MRIで病巣を確認できます。
脱髄による神経伝導の障害が、多彩な神経症状の原因です。
4:○ 視神経炎による視力低下は、初発症状としても経過中の症状としても高い頻度でみられます。
5:× 体温が上がると神経伝導が悪くなり、症状が一時的に悪化するUhthoff現象があります。
疲労も悪化の誘因となるため、運動負荷は制限し、休息を挟んで行います。
【ポイント】
多発性硬化症は、若年女性・視力低下・Uhthoff現象・Lhermitte徴候をセットで覚えます。
リハビリテーションでは、室温を涼しく保ち、疲労をためない運動量に調整します。