正答4
解説
正解は4です。
注意欠如・多動性障害(ADHD)では、不注意・多動性・衝動性がみられます。
作業療法の導入時は、刺激を減らした環境で、成功体験を積みながら安心して取り組めるよう配慮します。
【選択肢別解説】
1:× ルールや禁止事項が多すぎると、覚えきれずに守れないことが増えます。
叱られる経験が重なって自己評価が下がるため、ルールは少なく具体的にします。
2:× 導入時に他者と共同で行う作業を提供すると、衝動性から対人トラブルが起こりやすくなります。
まずは個別の作業から始めるのが適切です。
3:× ADHDの人は失敗体験を重ねていることが多く、自己評価が低くなりがちです。
失敗ではなく成功体験を基に動機づけを図ります。
4:○ 興奮したりかんしゃくを起こしたりしたときに、落ち着ける場所があると気持ちを立て直せます。
導入時から、刺激の少ないクールダウンの場所を確保しておくことが大切です。
5:× 周囲の刺激を受けやすい環境では、注意がそれて作業に集中できません。
刺激の少ない、構造化された環境を設定します。
【ポイント】
ADHDへの配慮は「刺激を減らす」「ルールは少なく具体的に」「成功体験とほめることで動機づける」「落ち着ける場所を用意する」です。