作業療法実践の枠組み(Occupational Therapy Practice Framework ; OTPF)が示す作業療法の領域で、文脈(Context)に含まれないのはどれか。
正答4
解説
正解は4です。
この問題は含まれないものを選ぶので、○ が答え(文脈に含まれないもの)です。
OTPF(作業療法実践の枠組み)は米国作業療法協会がまとめたものです。
作業療法の領域として、作業・クライエント因子・遂行技能・遂行パターン・文脈と環境などを挙げています。
文脈には、文化的・個人的・時間的・仮想的な状況が含まれ、物理的・社会的な環境とあわせて扱われます。
【選択肢別解説】
1:× 個人的な状況(年齢・性別・社会経済的地位・教育など)は、文脈に含まれます。
答えではありません。
2:× 時間的な状況(人生の段階・時刻・季節・活動の期間など)は、文脈に含まれます。
答えではありません。
3:× 社会的な状況(家族や友人などとの関係、所属する集団からの期待など)は、文脈・環境として扱われます。
答えではありません。
4:○ 身体的な状況(本人の身体機能や身体構造)は、文脈ではなくクライエント因子に分類されます。
そのため、文脈に含まれないものとして答えになります。
5:× 文化的な状況(習慣・信念・価値観など)は、文脈に含まれます。
答えではありません。
【ポイント】
OTPFでは、本人の心身機能・身体構造は「クライエント因子」、本人を取り巻く状況は「文脈と環境」として区別されます。
文脈は「文化的・個人的・時間的・仮想的」、環境は「物理的・社会的」と整理しておきましょう。