正解を2つ選んでください。
正答1・2
解説
正解は1と2です。
イオン選択電極は、特定のイオンに選択的に応答する膜を使って、イオンの濃度を電位差として測定します。
ナトリウムイオンの測定には、ナトリウム選択性のガラス膜か、クラウンエーテルを含む液膜を用います。
【選択肢別解説】
1:○ ナトリウム選択性のガラス膜電極は、ナトリウムイオンに選択的に応答します。
ナトリウム測定の代表的な電極です。
2:○ クラウンエーテルは環状の構造の中にイオンを取り込む化合物です。
環の大きさがナトリウムイオンに合うものを用いると、ナトリウム電極になります。
3:× 酵素電極は、酵素反応で生じる物質を検出する電極です。
グルコースや尿素の測定に用いられ、ナトリウムの測定には用いません。
4:× 第4級アンモニウム塩は陰イオン交換体として働きます。
クロールの測定に用いられ、ナトリウムの測定には用いません。
5:× バリノマイシンはカリウムイオンを選択的に取り込む抗生物質です。
カリウム電極に用いられ、ナトリウムの測定には用いません。
【ポイント】
ナトリウムはガラス膜かクラウンエーテル、カリウムはバリノマイシンかクラウンエーテル、クロールは第4級アンモニウム塩と整理しましょう。
イオン選択電極は活量を測定するため、炎光光度法と値が異なることがあります。