正答3
解説
正解は3です。
抗原提示細胞は、取り込んだ抗原を分解し、主要組織適合遺伝子複合体〈MHC〉クラスⅡ分子に載せてT細胞に示す細胞です。
代表は樹状細胞、マクロファージ、B細胞です。
【選択肢別解説】
1:× 好酸球は寄生虫感染やアレルギー反応で働く顆粒球です。
主要な抗原提示細胞ではありません。
2:× NK細胞は、ウイルス感染細胞や腫瘍細胞を抗原の提示なしに傷害する自然免疫のリンパ球です。
抗原提示細胞ではありません。
3:○ 樹状細胞は末梢で抗原を取り込み、リンパ節へ移動してナイーブT細胞に抗原を提示します。
最も強力な抗原提示細胞です。
4:× 肥満細胞はIgE受容体を介してヒスタミンなどを放出し、即時型アレルギーを起こす細胞です。
抗原提示細胞ではありません。
5:× ヘルパーT細胞は、抗原提示細胞から抗原を提示される側の細胞です。
サイトカインを出して免疫応答を調節します。
【ポイント】
MHCクラスⅠ分子はほぼすべての有核細胞に、クラスⅡ分子は抗原提示細胞に発現します。
ヘルパーT細胞(CD4陽性)はクラスⅡ、細胞傷害性T細胞(CD8陽性)はクラスⅠに結合した抗原を認識します。