正答3
解説
正解は3です。
標識免疫測定法は、抗原や抗体に酵素・蛍光物質・発光物質などの標識をつけて測る方法です。
結合した標識(B)と結合しなかった標識(F)を分ける操作をB/F分離と呼びます。
【選択肢別解説】
1:× 化学発光免疫測定法は、化学反応で生じる発光の強さを測定します。
散乱光を測るのは免疫比濁法やネフェロメトリーです。
2:× 不均一測定法は、B/F分離を必要とする方法です。
B/F分離が不要なのは均一測定法です。
3:○ 均一測定法は、抗体が結合すると標識の活性が変わる性質を利用し、B/F分離なしで測定します。
薬物などのハプテン(低分子抗原)の定量に用いられます。
4:× 蛍光免疫測定法は、励起光を当てて生じた蛍光の強さを測定します。
励起光そのものの強さを測るわけではありません。
5:× ルテニウム錯体は電気化学発光免疫測定法の標識に用いられます。
生物発光免疫測定法では、ルシフェラーゼとルシフェリンの反応を利用します。
【ポイント】
均一測定法の代表は、酵素増幅免疫測定法〈EMIT〉と蛍光偏光免疫測定法〈FPIA〉です。
治療薬物モニタリングで薬物濃度を測るのによく使われます。