正答1
解説
正解は1です。
組織の固定液の組成を問う問題です。
ピクリン酸は黄色の結晶で、混合固定液の成分として使われます。
【選択肢別解説】
1:○ ブアン液は、ピクリン酸飽和水溶液、ホルマリン、酢酸を混ぜた固定液です。
組織がやわらかく固定され、精巣や消化管生検などに用いられます。
2:× カルノア液は、エタノール、クロロホルム、酢酸を混ぜた固定液です。
ピクリン酸は含みません。
3:× 20%ホルマリンはホルムアルデヒドの水溶液です。
ピクリン酸は含みません。
4:× 2%オスミウム酸液は四酸化オスミウムの水溶液で、脂質の固定や電子顕微鏡試料の後固定に使います。
ピクリン酸は含みません。
5:× PLP液は、過ヨウ素酸、リジン、パラホルムアルデヒドを混ぜた固定液です。
糖鎖抗原を保つため免疫染色用に用いられ、ピクリン酸は含みません。
【ポイント】
ブアン液で固定した組織は黄色くなります。
ピクリン酸はグリコーゲンの保存にも適した成分として知られます。