空腹時血清中総コレステロール250 mg/dL、トリグリセライド150 mg/dL、HDL‑コレステロール50 mg/dLのとき、Friedewaldの計算式から求めたLDL‑コレステロール値[mg/dL]はどれか。
正答3
解説
正解は3です。
Friedewaldの式は、空腹時の総コレステロール、HDL-コレステロール、トリグリセライドからLDL-コレステロールを推定する式です。
トリグリセライドを5で割った値を、VLDLに含まれるコレステロール量とみなします。
【計算】
LDL-C=総コレステロール−HDL-C−トリグリセライド÷5です。
LDL-C=250−50−150÷5です。
LDL-C=250−50−30です。
LDL-C=170mg/dLです。
【選択肢別解説】
1:× 50mg/dLはHDL-コレステロールの値です。
LDL-コレステロールの計算結果ではありません。
2:× 100mg/dLは式に合わない値です。
正しく計算すると170mg/dLになります。
3:○ 250から50と30を引いた170mg/dLが、Friedewaldの式による計算値です。
4:× 200mg/dLは総コレステロールからHDL-Cだけを引いた値で、non-HDLコレステロールに当たります。
トリグリセライドの項を引き忘れています。
5:× 230mg/dLはトリグリセライドの項だけを引いた値です。
HDL-Cを引き忘れています。
【ポイント】
Friedewaldの式は、トリグリセライドが400mg/dL以上のときや非空腹時には使えません。
その場合はLDL-Cの直接測定やnon-HDLコレステロールを用います。