正答1
解説
正解は1です。
レチノール結合蛋白〈RBP〉は、肝臓で合成されるビタミンAの輸送蛋白です。
血中ではトランスサイレチン(プレアルブミン)とも複合体を作って運ばれます。
【選択肢別解説】
1:○ RBPはビタミンAであるレチノールと結合し、肝臓から全身の組織へ運びます。
名称のとおりレチノールと結合する蛋白です。
2:× ビタミンCは水溶性で、特定の輸送蛋白と結合せずに血中を移動します。
RBPとは結合しません。
3:× ビタミンDはビタミンD結合蛋白によって運ばれます。
RBPとは結合しません。
4:× ビタミンEは主にリポ蛋白に取り込まれて運ばれます。
RBPとは結合しません。
5:× ビタミンKも主にリポ蛋白によって運ばれます。
RBPとは結合しません。
【ポイント】
RBPは半減期が約半日と短く、トランスサイレチンやトランスフェリンとともに短期の栄養状態の指標(rapid turnover protein)になります。
腎尿細管障害では尿中RBPが増加します。