正答4
解説
正解は4です。
血清総蛋白の変動要因と測定原理についての誤りを探す問題です。
この問題は誤っている記述を選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 脱水では血漿の水分が減って濃縮されるため、総蛋白は上昇します。
記述は正しいです。
2:× 蛋白質はチロシンやトリプトファンなどの芳香族アミノ酸を含みます。
そのため280nm付近に吸収極大を持ちます。
記述は正しいです。
3:× 日本の共用基準範囲では、血清総蛋白は6.6〜8.1g/dLです。
臥位では座位よりやや低くなります。
記述は正しいです。
4:○ 血清の屈折率は総蛋白濃度に反比例ではなく、比例して大きくなります。
屈折計法はこの性質を利用して総蛋白を測定します。
5:× ビウレット反応は、ペプチド結合を2つ以上もつトリペプチド以上で起こります。
アルカリ性で銅イオンと結合して紫色を呈します。
記述は正しいです。
【ポイント】
総蛋白の日常法はビウレット法です。
体位によって変動し、座位や立位では臥位より高くなる点も押さえます。