正答3
解説
正解は3です。
副甲状腺ホルモン〈PTH〉は血中カルシウムを上げるホルモンです。
副甲状腺機能低下症ではPTHが不足し、低カルシウム血症と高リン血症になります。
【選択肢別解説】
1:× 多尿は高カルシウム血症で尿濃縮力が落ちたときにみられます。
副甲状腺機能亢進症の症状であり、低下症ではみられません。
2:× 抑うつなどの精神症状は高カルシウム血症でみられやすく、副甲状腺機能亢進症の症状として知られます。
3:○ 低カルシウム血症では神経と筋の興奮性が高まり、手足のけいれんであるテタニーが起こります。
Chvostek徴候やTrousseau徴候も陽性になります。
4:× 尿路結石は尿中カルシウム排泄が増える副甲状腺機能亢進症でみられます。
低下症ではみられません。
5:× 病的骨折は、PTH過剰で骨吸収が進む副甲状腺機能亢進症でみられます。
低下症ではみられません。
【ポイント】
副甲状腺機能亢進症の症状は「骨・結石・腹部症状・精神症状」で覚えます。
低下症は低カルシウム血症によるテタニーが中心です。