正答4
解説
正解は4です。
細胞学的検査(細胞診)は、はがれ落ちた細胞や、こすったり針で吸ったりして集めた細胞を観察する検査です。
組織診と比べた利点と限界が問われています。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 細胞診は、尿や喀痰、子宮頸部の擦過などで細胞を集めます。
組織を切り取らないため、患者への侵襲が少なく、記述は正しいです。
2:× 特別な手術を必要とせず、繰り返し簡単に検体を採れます。
記述は正しいです。
3:× 尿、胸水、腹水、髄液などの液状検体も、遠心して細胞を集めれば検査できます。
記述は正しいです。
4:○ 病期は、腫瘍の大きさ、浸潤の深さ、リンパ節転移、遠隔転移で決まります。
ばらばらの細胞を見る細胞診では、浸潤の深さや広がりを判定できないため、病期の確定はできません。
5:× 細胞の形や並び方から、腺癌か扁平上皮癌かなどの組織型を推定できます。
記述は正しいです。
【ポイント】
細胞診は、スクリーニングや経過観察に向いた検査です。
確定診断や浸潤の評価には、組織診を行います。