正解を2つ選んでください。
正答2・4
解説
正解は2と4です。
推算糸球体ろ過量〈eGFR〉は、血清クレアチニン値から腎機能を推定する指標です。
日本人向けの推算式では、血清クレアチニン値、年齢、性別を使います。
【計算】
男性:eGFR(mL/分/1.73 m²)=194 × 血清クレアチニン値^−1.094 × 年齢^−0.287
女性:上の式で求めた値に0.739をかけます。
【選択肢別解説】
1:× 身長は推算式に含まれません。
eGFRは、標準的な体表面積1.73 m²あたりの値として表すためです。
2:○ 性別は推算式に含まれます。
女性は筋肉量が少なく、クレアチニンの産生も少ないため、0.739をかけて補正します。
3:× 体重は推算式に含まれません。
体重を使うのは、Cockcroft-Gault式によるクレアチニンクリアランスの推算です。
4:○ 年齢は推算式に含まれます。
加齢とともに腎機能が低下することを反映しています。
5:× 尿中クレアチニン濃度は推算式に含まれません。
尿を集めて実測するクレアチニンクリアランスで使います。
【ポイント】
筋肉量の影響を受けにくい指標として、シスタチンCによるeGFRもあります。
シスタチンCの推算式でも、年齢と性別を使います。