正答2
解説
正解は2です。
Nissl小体は神経細胞の細胞体にみられる粗面小胞体の集まりで、リボソームのRNAを豊富に含みます。
RNAを染める塩基性色素で染まることを手がかりに考えます。
【選択肢別解説】
1:× アニリン青はAzan染色で膠原線維を青く染める色素です。
Nissl小体の染色には用いません。
2:○ クレシル紫は塩基性色素で、Nissl小体のRNAを紫色に染めます。
Nissl染色やKlüver-Barrera染色に用いられます。
3:× クリスタル紫はGram染色やアミロイドの異染性を利用した染色に用いる色素です。
Nissl小体の染色には用いません。
4:× アゾカルミンGはAzan染色で核や筋線維を赤く染める色素です。
Nissl小体の染色には用いません。
5:× ルクソール・ファスト青は髄鞘を青く染める色素です。
Klüver-Barrera染色ではクレシル紫と組み合わせて用います。
【ポイント】
Klüver-Barrera染色では、髄鞘をルクソール・ファスト青、Nissl小体をクレシル紫で染め分けます。
神経細胞が変性するとNissl小体が消失する(虎斑融解)ことも押さえましょう。