正答2
解説
正解は2です。
神経伝導検査は皮膚温の影響を強く受けます。
皮膚温が低いと神経のナトリウムチャネルの開閉が遅くなり、伝導が遅れます。
【選択肢別解説】
1:× 刺激閾値の低下は、皮膚温低下による代表的な変化ではありません。
2:○ 低温では神経の伝導速度が低下し、潜時が延長します。
脱髄などの異常と誤って判定する原因になります。
3:× 低温によって記録波形が多相化することは一般的ではありません。
多相化は時間的分散などで起こる変化です。
4:× 低温では活動電位の持続が長くなるため、記録波形の振幅はむしろ増大します。
5:× 低温では記録波形の持続時間は短縮せず、延長します。
【ポイント】
皮膚温が低いと、伝導速度の低下、潜時の延長、振幅の増大、持続時間の延長が起こります。
検査前には温めて皮膚温を32℃以上に保つのが一般的です。