正答4
解説
正解は4です。
律速酵素とは、代謝経路全体の速度を決める酵素で、多くは不可逆反応を触媒し、調節を受けます。
解糖系の律速酵素はヘキソキナーゼ、ホスホフルクトキナーゼ、ピルビン酸キナーゼの3つです。
【選択肢別解説】
1:× エノラーゼは2-ホスホグリセリン酸をホスホエノールピルビン酸に変える酵素です。
可逆反応を触媒し、律速酵素ではありません。
フッ化物で阻害されることで知られます。
2:× アルドラーゼはフルクトース-1,6-ビスリン酸を2つの三炭糖リン酸に分解する酵素です。
可逆反応を触媒し、律速酵素ではありません。
3:× イソメラーゼ(グルコース-6-リン酸イソメラーゼなど)は異性化を行う酵素です。
可逆反応を触媒し、律速酵素ではありません。
4:○ ヘキソキナーゼはグルコースをリン酸化してグルコース-6-リン酸にする酵素です。
解糖系の最初の不可逆反応を触媒し、生成物によって阻害を受ける律速酵素です。
5:× ホスホグリセリン酸キナーゼは1,3-ビスホスホグリセリン酸からATPを生成する酵素です。
可逆反応を触媒し、律速酵素ではありません。
【ポイント】
解糖系の律速酵素は「ヘキソキナーゼ・ホスホフルクトキナーゼ・ピルビン酸キナーゼ」の3つです。
中でもホスホフルクトキナーゼが最も重要な調節点です。