正答2
解説
正解は2です。
アルカリホスファターゼ〈ALP〉は、由来臓器によってアイソザイムALP1〜ALP6に分けられます。
それぞれの由来と上昇する状況を問う問題です。
この問題は誤っている記述を選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
ALP1は細胞膜の断片と結合した高分子のALPで、閉塞性黄疸などの胆汁うっ滞で上昇します。
2:○ 誤った記述です。
ALP2は肝臓由来で、ABO血液型の影響は受けません。
血液型の影響を受けるのはALP5(小腸型)で、B型とO型の分泌型の人で高くなりやすいです。
3:× 正しい記述です。
ALP3は骨由来で、骨の成長が盛んな小児期には成人より高値を示します。
4:× 正しい記述です。
ALP4は胎盤由来で、妊娠後期に上昇します。
5:× 正しい記述です。
ALP5は小腸由来で、脂肪を多く含む食事の後に上昇します。
【ポイント】
ALP5(小腸型)は「血液型(B・O型の分泌型)と食事」の影響を受けると覚えましょう。
ALP測定は空腹時に行うのが原則です。