正答4
解説
正解は4です。
超音波検査では、周波数と分解能・到達深度がトレードオフの関係にあります。
この問題は誤っている記述を選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
医用の超音波診断では、およそ1〜20MHzの周波数が用いられます。
2:× 正しい記述です。
周波数が高いほどパルスが短く波長も短くなるため、深さ方向の距離分解能がよくなります。
3:× 正しい記述です。
連続波ドプラ法は折り返し現象(エイリアシング)が起こらないため、狭窄部の高速血流の測定に適しています。
4:○ 誤った記述です。
周波数が高いほど超音波は組織で減衰しやすく、深部まで届きにくくなります。
深部の描出には低い周波数が有利で、表在臓器には高い周波数を用います。
5:× 正しい記述です。
方位分解能は超音波ビームの幅で決まり、電子フォーカスでビームを細く絞ると向上します。
【ポイント】
高周波は「分解能がよいが浅い」、低周波は「深くまで届くが分解能が劣る」と覚えましょう。
腹部は3〜5MHz、甲状腺や乳腺は7〜12MHz程度が目安です。