正答1
解説
正解は1です。
α波は8〜13Hzの律動波で、覚醒・安静・閉眼時に後頭部優位に出現します。
健常成人の基礎律動として、出現部位・反応性・加齢変化を押さえておく必要があります。
【選択肢別解説】
1:○ α波は開眼で抑制されます。
視覚入力によって後頭部のα波が減衰・消失する現象を、α波減衰(αブロッキング)といいます。
2:× 振幅は一定ではありません。
振幅が徐々に大きくなり、また小さくなることを繰り返す漸増・漸減(waxing and waning)が特徴です。
3:× α波は前頭部ではなく後頭部に優位です。
前頭部では振幅が小さく、速波が混じりやすくなります。
4:× 暗算などの精神的負荷では、α波は増強ではなく抑制されます。
注意の集中によって後頭部のα波が減衰します。
5:× 加齢で周波数は高くなるのではなく、低くなります。
高齢者ではα波の周波数が遅くなる(徐波化する)傾向があります。
【ポイント】
α波は「閉眼・安静・後頭部優位・開眼と精神活動で抑制」と覚えましょう。
β波は前頭〜中心部に多く、精神活動で増えることも対比で押さえます。