正答5
解説
正解は5です。
アルカリホスファターゼ〈ALP〉のアイソザイムの性質を問う問題です。
この問題は誤っている記述を選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
胎盤型ALPは熱に強く、65℃で加熱しても活性が残ります。
ほかのアイソザイムと区別する手がかりになります。
2:× 正しい記述です。
骨型ALPは骨芽細胞から出ます。
骨が成長している小児では、成人より高値になります。
3:× 正しい記述です。
小腸型ALPは脂肪の多い食事の後に上昇します。
特に血液型がB型やO型の分泌型の人で目立ちます。
4:× 正しい記述です。
高分子肝型ALPは、胆汁うっ滞で壊れた肝細胞膜の断片と結合した型です。
閉塞性黄疸で上昇します。
5:○ 誤った記述です。
免疫グロブリン結合型ALPは、免疫グロブリンと同じγ位付近に泳動されます。
最も陽極側ではなく、最も陰極側に検出されます。
【ポイント】
ALPアイソザイムは電気泳動の位置、耐熱性、阻害剤への反応などで区別します。
免疫グロブリン結合型(ALP6)は、免疫グロブリンとともにγ位付近の陰極側に泳動される点で覚えましょう。