正答4
解説
正解は4です。
アポリポ蛋白は、リポ蛋白の構造を保ち、酵素の調節や受容体との結合を担う蛋白質です。
主要なアポ蛋白とその機能の対応を問う問題です。
この問題は誤っている組合せを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組合せです。
アポA-ⅠはHDLの主要なアポ蛋白です。
レシチン・コレステロールアシルトランスフェラーゼ〈LCAT〉を活性化し、コレステロールのエステル化を促します。
2:× 正しい組合せです。
アポB-100は肝臓で合成され、VLDLの形成と分泌に必須です。
VLDLが代謝されてできるLDLにも残ります。
3:× 正しい組合せです。
アポB-48は小腸で合成され、カイロミクロンの形成と分泌に必須です。
アポB-100の約48%の長さに相当します。
4:○ 誤った組合せです。
アポC-Ⅲはリポ蛋白リパーゼ〈LPL〉を活性化するのではなく、阻害します。
LPLを活性化するのはアポC-Ⅱです。
5:× 正しい組合せです。
アポEはLDL受容体やレムナント受容体に結合します。
これによりレムナントリポ蛋白が肝臓に取り込まれます。
【ポイント】
「C-ⅡはLPLを活性化し、C-ⅢはLPLを阻害する」という対比は頻出です。
A-ⅠはLCATの活性化、B-48は小腸、B-100は肝臓と整理しましょう。