正答5
解説
正解は5です。
眼底写真では、視神経乳頭・黄斑・網膜血管の位置関係を読み取ります。
別冊No.9では、矢印が画像の右寄りにある、境界明瞭で黄白色に明るく見える円形の部分を指しています。
この円形部から太い網膜動静脈が上下に放射状に分岐しています。
一方、画像の中央左寄りには、血管が乏しくやや暗く見える部分があります。
【選択肢別解説】
1:× 黄斑は、図の中央左寄りにある血管の乏しいやや暗い部分です。
視神経乳頭から耳側に約2乳頭径離れた位置にあります。
2:× 白斑は、糖尿病網膜症などでみられる病的な白い斑点です。
矢印の部分は正常な構造であり、血管が集まる点が白斑とは異なります。
3:× 水晶体は眼球の前方にある透明なレンズで、眼底写真には写りません。
4:× 中心窩は黄斑の中心にある小さなくぼみです。
図の暗い部分の中央に位置し、矢印の部分ではありません。
5:○ 矢印は視神経乳頭です。
網膜の神経線維が集まって眼球を出る部位で、明るい円形に見え、網膜中心動静脈が出入りすることが根拠です。
【ポイント】
眼底写真では「明るい円形で血管が出入りするのが視神経乳頭、その耳側の暗い部分が黄斑」です。
視神経乳頭には視細胞がないため、視野上の盲点(マリオット盲点)になります。