正答4
解説
正解は4です。
止血や血管の調節にかかわる物質の作用を問う問題です。
血管を広げる作用をもつ物質を選びます。
【選択肢別解説】
1:× セロトニンは血小板から放出され、主に血管を収縮させます。
血小板凝集も促します。
2:× エピネフリンはα1受容体を介して皮膚や内臓の血管を収縮させます。
血小板凝集も促し、血管拡張作用が主な物質ではありません。
3:× トロンボキサンA2は血小板で作られ、強い血管収縮作用と血小板凝集作用をもちます。
4:○ プロスタサイクリン〈PGI2〉は血管内皮細胞で作られ、血管を拡張させます。
血小板凝集を抑える作用ももちます。
5:× アデノシン二リン酸〈ADP〉は血小板から放出され、血小板凝集を引き起こす物質です。
血管拡張作用は主な作用ではありません。
【ポイント】
トロンボキサンA2とプロスタサイクリンは、どちらもアラキドン酸から作られますが、作用は正反対です。
「TXA2は血小板で作られ収縮・凝集、PGI2は内皮で作られ拡張・凝集抑制」と対で覚えましょう。