正答2
解説
正解は2です。
輸送培地は、検体中の菌を増やさず死なせずに検査室まで運ぶための培地です。
栄養分をほとんど含まず、酸化を防ぐ成分を加えた半流動の培地が用いられます。
【選択肢別解説】
1:× セレナイト培地は輸送用ではなく、増菌培地です。
サルモネラなどを選択的に増やすために用います。
2:○ Cary-Blair培地は輸送培地です。
糞便中の腸管病原菌、特にビブリオやカンピロバクターなどの輸送に用います。
3:× Skirrow寒天培地は輸送用ではなく、選択分離培地です。
カンピロバクターを分離するために、抗菌薬を加えた血液寒天培地です。
4:× Thayer-Martin寒天培地は輸送用ではなく、選択分離培地です。
淋菌や髄膜炎菌を分離するための、抗菌薬を加えたチョコレート寒天培地です。
5:× 臨床用チオグリコレート培地は輸送用ではなく、増菌用の液体培地です。
還元剤を含み、嫌気性菌を含むさまざまな菌の増菌に用います。
【ポイント】
輸送培地には、Cary-Blair培地のほかにStuart培地やAmies培地があります。
検体は輸送培地に入れても、できるだけ早く培養に回すことが原則です。