正答4
解説
正解は4です。
121℃、20分間の加熱は、高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)の標準的な条件です。
芽胞を含むほとんどの微生物を死滅させられますが、異常プリオン蛋白には効果が不十分です。
【選択肢別解説】
1:× 真菌はこの条件で感染性を失います。
熱抵抗性は細菌の芽胞より低いです。
2:× 芽胞菌はこの条件で感染性を失います。
高圧蒸気滅菌の条件は、熱に強い芽胞も死滅させるように設定されています。
3:× ウイルスはこの条件で感染性を失います。
エンベロープの有無にかかわらず、高圧蒸気滅菌で不活化されます。
4:○ プリオンはこの条件では感染性を失いません。
異常プリオン蛋白は熱や消毒薬に極めて強く、通常の滅菌では不活化できません。
5:× マイコプラズマはこの条件で感染性を失います。
細胞壁をもたない細菌で、熱に対する抵抗性は低いです。
【ポイント】
プリオンの不活化には、134℃で長時間の高圧蒸気滅菌や、水酸化ナトリウムなどのアルカリ処理を組み合わせます。
プリオン病の代表はクロイツフェルト・ヤコブ病です。