正答3
解説
正解は3です。
好酸球はアレルギー疾患や寄生虫感染で増加します。
一方、副腎皮質ホルモン(グルココルチコイド)は好酸球を減らす作用をもちます。
【選択肢別解説】
1:× 気管支喘息では好酸球は減少せず、増加します。
気道のアレルギー性炎症に好酸球が関与します。
2:× アニサキス症では好酸球は減少せず、増加することがあります。
寄生虫感染は好酸球増多の代表的な原因です。
3:○ Cushing症候群では好酸球が減少します。
過剰なコルチゾールが好酸球のアポトーシスを促し、骨髄からの放出も抑えるためです。
4:× Churg-Strauss症候群では好酸球は減少せず、著しく増加します。
現在は好酸球性多発血管炎性肉芽腫症と呼ばれ、喘息に続いて血管炎が起こります。
5:× アレルギー性気管支肺アスペルギルス症では好酸球は減少せず、増加します。
アスペルギルスに対するアレルギー反応で、血清IgEも高値になります。
【ポイント】
Cushing症候群の血液像は「好中球増加・リンパ球減少・好酸球減少」です。
逆に副腎皮質機能低下症(Addison病)では好酸球が増加します。