正答2
解説
正解は2です。
点変異(1塩基置換)は、アミノ酸がどう変わるかによって分類されます。
置換によりアミノ酸のコドンが終止コドン(UAA・UAG・UGA)に変わる変異をナンセンス変異といいます。
【選択肢別解説】
1:× サイレント変異は、塩基が置換してもコードするアミノ酸が変わらない変異です。
コドンの縮重によって生じ、蛋白質は変化しません。
2:○ ナンセンス変異は、置換により終止コドンが生じる変異です。
翻訳が途中で止まるため、短縮した蛋白質ができるか、mRNA自体が分解されます。
3:× ミスセンス変異は、置換により別のアミノ酸に変わる変異です。
終止コドンは生じません。
4:× フレームシフト変異は、3の倍数でない塩基の挿入や欠失で起こります。
読み枠がずれる変異で、塩基置換によるものではありません。
5:× ミススプライシング変異は、スプライス部位などの変異で異常なスプライシングが起こるものです。
終止コドンの直接の形成とは区別されます。
【ポイント】
「サイレント=変化なし、ミスセンス=別のアミノ酸、ナンセンス=終止」と対比して覚えます。
フレームシフトは挿入・欠失による変異です。