正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
多剤耐性結核菌(multidrug-resistant tuberculosis〈MDR-TB〉)は、結核治療の中心となる2つの薬に同時に耐性を示す結核菌です。
その2つが、イソニアジドとリファンピシンです。
【選択肢別解説】
1:○ イソニアジドは、結核治療で最も重要な薬の1つです。
リファンピシンとともに耐性を示すことが、多剤耐性結核菌の定義になります。
2:× エタンブトールは標準治療で併用される薬ですが、多剤耐性の判定基準には含まれません。
3:× ストレプトマイシンは抗結核薬の1つですが、多剤耐性の判定基準には含まれません。
4:× ピラジナミドは初期の標準治療で併用される薬ですが、多剤耐性の判定基準には含まれません。
5:○ リファンピシンは、イソニアジドと並ぶ最も強力な抗結核薬です。
この2剤に同時に耐性を示すものを多剤耐性結核菌と判定します。
【ポイント】
多剤耐性結核菌は「イソニアジドとリファンピシンの両方に耐性」と覚えます。
さらに他の薬にも耐性が広がったものを、超多剤耐性結核菌(XDR-TB)といいます。