正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4です。
血算の項目には、男女で基準範囲が異なるものと、性別による差がほとんどないものがあります。
男性ホルモン(テストステロン)が赤血球の産生を促すため、赤血球の量に関係する項目は男性で高くなります。
【選択肢別解説】
1:○ 赤血球数は男性のほうが女性より多く、基準範囲は男女別に設定されています。
テストステロンの造血作用や、女性の月経による鉄の喪失が関係します。
2:× 網赤血球比率には、明らかな性差はありません。
基準範囲は男女共通で扱われます。
3:× 平均赤血球容積〈MCV〉は、赤血球1個の平均的な大きさです。
性差はほとんどなく、基準範囲は男女共通です。
4:○ ヘモグロビン濃度は男性のほうが高く、基準範囲は男女別に設定されています。
貧血の判定基準も男女で異なります。
5:× 平均赤血球ヘモグロビン濃度〈MCHC〉は、赤血球内のヘモグロビンの濃さです。
性差はほとんどなく、基準範囲は男女共通です。
【ポイント】
性差があるのは「赤血球数・ヘモグロビン濃度・ヘマトクリット」の3つです。
赤血球指数(MCV・MCH・MCHC)は比率の値なので、性差はほとんどありません。