正答1
解説
正解は1です。
異染色性(メタクロマジー)とは、染色液そのものの色とは違う色に組織が染まる現象です。
toluidine blueは青色の色素ですが、硫酸基などを多く持つ物質と結合すると赤紫色に染まります。
【選択肢別解説】
1:○ アミロイドは、toluidine blueやクリスタル紫などで異染色性を示し、赤紫色に染まります。
アミロイドの検出法の1つとして知られています。
2:× コロイドは甲状腺濾胞にたまるサイログロブリンを含む物質です。
toluidine blue染色で異染色性を示す代表的な物質ではありません。
3:× セロイドは、脂質が酸化してできる消耗性の色素です。
異染色性は示しません。
4:× ヘモジデリンは鉄を含む色素で、Berlin blue染色で青く染まります。
toluidine blueで異染色性は示しません。
5:× リポフスチンは、加齢に伴って細胞内にたまる黄褐色の消耗性色素です。
異染色性は示しません。
【ポイント】
toluidine blueで異染色性を示す代表は、肥満細胞の顆粒、軟骨基質、酸性粘液、アミロイドです。
アミロイドの染色は、Congo red染色(偏光で緑色の複屈折)、DFS染色、異染色性を示す染色をまとめて覚えましょう。