正答2
解説
正解は2です。
ビタミンDは、2段階の水酸化を受けて活性型になります。
はじめに肝臓で25位、次に腎臓で1α位が水酸化されます。
【選択肢別解説】
1:× 肺はビタミンDの水酸化を担う主要な臓器ではありません。
2:○ 肝臓では、ビタミンDの25位が水酸化されて25-ヒドロキシビタミンDになります。
これは血中に最も多く存在する形で、ビタミンDの充足度の評価に用いられます。
3:× 胸腺はT細胞が成熟する臓器です。
ビタミンDの水酸化には関与しません。
4:× 腎臓で水酸化されるのは25位ではなく1α位です。
ここで活性型の1,25-ジヒドロキシビタミンDが作られます。
5:× 副甲状腺は副甲状腺ホルモン〈PTH〉を分泌する臓器です。
PTHは腎臓での1α位の水酸化を促しますが、副甲状腺自体が水酸化を行うわけではありません。
【ポイント】
「皮膚で作られ、肝臓で25位、腎臓で1α位を水酸化されて活性化」の順で覚えます。
慢性腎不全では1α位の水酸化が低下し、低カルシウム血症や腎性骨異栄養症の原因になります。