正答1
解説
正解は1です。
血糖コントロールの指標は、それぞれ反映する期間が異なります。
HbA1cは過去1〜2か月、グリコアルブミンは過去約2週間、1,5-アンヒドログルシトール〈1,5-AG〉は過去数日の血糖状態を反映します。
【選択肢別解説】
1:○ HbA1cは、赤血球のヘモグロビンにブドウ糖が結合したものです。
溶血性疾患では赤血球の寿命が短くなり、糖と結合する時間が短いため、血糖値に比べて低値になります。
2:× HbA1cが反映するのは、過去約2週間ではなく過去1〜2か月の平均血糖値です。
赤血球の寿命が約120日であることによります。
3:× グリコアルブミンが反映するのは、過去約2か月ではなく過去約2週間(2〜4週間)の平均血糖値です。
アルブミンの半減期が約2〜3週間であるためです。
4:× 1,5-AGは、尿糖が増えると尿細管での再吸収が妨げられ、尿中に失われて低値になります。
腎性糖尿でも尿糖が出るため、高値ではなく低値になります。
5:× 1,5-AGが反映するのは、過去約3か月ではなく過去数日の短期間の血糖状態です。
【ポイント】
反映期間は「HbA1c 1〜2か月、グリコアルブミン 約2週間、1,5-AG 数日」です。
溶血性貧血や出血ではHbA1cが低く出るため、グリコアルブミンで評価します。