正答3
解説
正解は3です。
寄生虫卵の大きさを比べる問題です。
小さい虫卵の代表は、横川吸虫卵と肝吸虫卵(いずれも約30 μm前後)です。
【選択肢別解説】
1:× 鉤虫卵は長径約60 μmの楕円形で、卵殻が薄く、内部に分裂した卵細胞がみえます。
横川吸虫卵より大きい虫卵です。
2:× 鞭虫卵は長径約50 μmで、両端に栓のある岐阜提灯(レモン)形です。
横川吸虫卵より大きい虫卵です。
3:○ 横川吸虫卵は長径約30 μm前後で、選択肢の中で最も小さい虫卵です。
小蓋をもち、肝吸虫卵とよく似ています。
4:× 日本住血吸虫卵は長径約70〜100 μmの楕円形で、小さな側棘をもちます。
横川吸虫卵よりかなり大きい虫卵です。
5:× Westerman肺吸虫卵は長径約80〜90 μmで、小蓋をもつ大型の虫卵です。
【ポイント】
小さい虫卵は横川吸虫卵・肝吸虫卵、大きい虫卵は肝蛭卵や肺吸虫卵が代表です。
大きさに加えて、小蓋・側棘・栓などの形態的特徴も合わせて覚えると鑑別に役立ちます。