正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5です。
概日リズム(サーカディアンリズム)は、約24時間周期で睡眠・覚醒や体温、ホルモン分泌を変動させる体内時計の働きです。
その中枢は視床下部の視交叉上核で、松果体がメラトニン分泌を通じてリズムを全身に伝えます。
【選択肢別解説】
1:× 海馬は大脳辺縁系の一部で、記憶の形成に関わる部位です。
概日リズムの中枢ではありません。
2:○ 松果体は視交叉上核の指令を受けて、夜間にメラトニンを分泌します。
メラトニンが睡眠・覚醒のリズムを全身に伝えるため、概日リズムの中枢の一つとされます。
3:× 網様体は脳幹に広がる神経網で、意識レベルや覚醒の維持に関わります。
体内時計としてリズムを刻む中枢ではありません。
4:× 下垂体後葉はバソプレシンとオキシトシンを分泌する部位です。
概日リズムの中枢ではありません。
5:○ 視交叉上核は視床下部にある主時計で、網膜から光の情報を受け取って体内時計を外界の明暗に合わせます。
概日リズムの中枢です。
【ポイント】
光の情報は「網膜、視交叉上核、松果体」の順に伝わり、暗くなるとメラトニンの分泌が増えます。
朝の光を浴びるとメラトニンが抑えられ、体内時計がリセットされます。