正答4
解説
正解は4です。
結核菌特異的全血インターフェロンγ遊離測定法〈IGRA〉は、結核菌の感染を調べる血液検査です。
患者の血液に結核菌に特有の抗原(ESAT-6やCFP-10)を加え、放出されるインターフェロンγ〈IFN-γ〉を測ります。
【選択肢別解説】
1:× 単球はIFN-γを産生する主な細胞ではありません。
抗原を取り込んでT細胞に示す役割を担います。
2:× B細胞は抗体を作る細胞で、IGRAで測るIFN-γの産生細胞ではありません。
3:× マクロファージはIFN-γを受け取って活性化される側の細胞です。
IFN-γを産生する主な細胞ではありません。
4:○ IGRAでIFN-γを産生するのはヘルパーT細胞です。
結核菌に感染したことがある人には、結核菌の抗原を記憶したCD4陽性のヘルパーT細胞(Th1細胞)がいます。
抗原で刺激されると、このT細胞がIFN-γを放出します。
5:× 細胞傷害性T細胞は、IGRAで測るIFN-γの主な産生細胞ではありません。
IGRAは主にヘルパーT細胞の反応をみる検査です。
【ポイント】
IGRAで使う抗原はBCGにはほとんど含まれないため、BCG接種の影響を受けません。
この点で、BCG接種で陽性になりうるツベルクリン反応より特異性が高い検査です。