正答5
解説
正解は5です。
病理解剖では、臨床検査技師が医師の指示のもとで解剖の補助業務を担います。
技術的な作業は担当できますが、医学的な判断を伴う説明は医師の役割です。
この問題は臨床検査技師が実施できないものを選ぶので、○ が答え(実施できない業務)です。
【選択肢別解説】
1:× 開頭は臨床検査技師が行える業務です。
解剖の補助として、頭部の皮膚を切開して頭蓋骨を開く作業を担当します。
2:× 皮膚の縫合も臨床検査技師が行える業務です。
解剖が終わった後、ご遺体の外観を整えるために行います。
3:× 臓器重量の測定も臨床検査技師が行える業務です。
取り出した臓器の重さを量り、記録します。
4:× 細菌培養検体の採取も臨床検査技師が行える業務です。
血液や臓器の一部を無菌的に採取して検査に提出します。
5:○ 遺族への剖検所見の説明は、臨床検査技師は行えません。
剖検の所見は病理医による医学的な診断であり、その説明は医師が行います。
臨床検査技師が独自に遺族へ結果を説明することはできません。
【ポイント】
病理解剖は、遺族の承諾を得たうえで、病理医が執刀して行います。
臨床検査技師は、臓器の取り出しや計測、写真撮影、検体の採取、縫合などで解剖を支えます。