空腹時血清中の総コレステロール350 mg/dL、トリグリセライド105 mg/dL、HDL-コレステロール49 mg/dLのとき、Friedewaldの計算式から求めたLDL-コレステロール値〔mg/dL〕はどれか。
正答3
解説
正解は3です。
Friedewaldの式は、総コレステロール、HDL-コレステロール、トリグリセライド(TG)からLDL-コレステロールを推定する式です。
TGの5分の1をVLDL中のコレステロールとみなして差し引きます。
【計算】
LDL-C=総コレステロール−HDL-C−TG÷5
LDL-C=350−49−105÷5
LDL-C=350−49−21
LDL-C=280 mg/dL
【選択肢別解説】
1:× 245 mg/dLは計算結果と一致しません。
HDL-Cを引かず、TGを5で割らずにそのまま引くと(350−105)、この値になります。
2:× 270 mg/dLは計算結果と一致しません。
式に正しく代入すると280 mg/dLになります。
3:○ 280 mg/dLが正しい値です。
350から49と21を差し引いて求めます。
4:× 305 mg/dLは計算結果と一致しません。
総コレステロールからHDL-CとTG÷5の両方を差し引く必要があります。
5:× 310 mg/dLは計算結果と一致しません。
正しくは280 mg/dLです。
【ポイント】
Friedewaldの式は空腹時採血で、TGが400 mg/dL未満のときに使えます。
TGが高い場合や食後採血では、LDL-Cの直接測定法かnon-HDLコレステロールを用います。