正答4
解説
正解は4です。
遺伝子検査では、増幅のきっかけとなる短いDNAをプライマー、標的配列に結合して検出に使う標識DNAをプローブと呼びます。
それぞれの方法がどちらを使うかを整理する問題です。
【選択肢別解説】
1:× FISH法〈蛍光in situハイブリダイゼーション法〉は蛍光標識プローブだけを用います。
増幅反応を行わないため、プライマーは使いません。
2:× LAMP法は4〜6種類のプライマーを用いる等温増幅法です。
増幅産物は濁度や蛍光色素で検出するため、通常プローブは使いません。
3:× ノザンブロット法は電気泳動したRNAを膜に転写し、標識プローブで検出する方法です。
増幅しないのでプライマーは使いません。
4:○ Real-time PCR法では、プライマーで増幅しながら、標的配列に結合する蛍光プローブ(TaqManプローブなど)で増幅量をリアルタイムに検出します。
このためプライマーとプローブの両方を用います。
5:× シークエンス解析〈ジデオキシ法〉はプライマーと蛍光標識したジデオキシヌクレオチドを用います。
標的に結合させる検出用のプローブは使いません。
【ポイント】
増幅する方法にはプライマー、ハイブリダイゼーションで検出する方法にはプローブが必要です。
両方を併せもつのがプローブ法のReal-time PCRです。
なお、二本鎖DNAに結合する色素(SYBR Greenなど)を使う方式ではプローブを用いません。