正答2
解説
正解は2です。
凝固因子は、血液を固める反応にかかわる因子で、ローマ数字の番号が付けられています。
一方で、凝固を止める方向に働く凝固制御因子もあります。
【選択肢別解説】
1:× 組織因子は第Ⅲ因子で、第Ⅶ因子と結合して外因系凝固を開始させる凝固因子です。
2:○ プロテインCはビタミンK依存性の蛋白ですが、凝固因子ではなく凝固制御因子です。
活性化されると第Ⅴa因子と第Ⅷa因子を分解して凝固を抑えます。
3:× フィブリノゲンは第Ⅰ因子で、トロンビンによりフィブリンに変わる凝固因子です。
4:× プロトロンビンは第Ⅱ因子で、活性化されてトロンビンになる凝固因子です。
5:× フィブリン安定化因子は第ⅩⅢ因子で、フィブリン同士を架橋して血栓を強固にする凝固因子です。
【ポイント】
凝固制御因子の代表は、アンチトロンビン、プロテインC、プロテインSです。
プロテインCとプロテインSはビタミンK依存性ですが、凝固因子ではない点が頻出です。