子宮頸部細胞診のPapanicolaou染色標本(別冊No. 6)を別に示す。
腫瘍細胞所見について正しいのはどれか。
正答5
解説
正解は5。
子宮頸部Pap染色標本(別冊No.6)では、大型腫瘍細胞が集塊(クラスター)を形成して出現し、核が著明に拡大しN/C比が増大している。
最も特徴的なのは核小体の拡大・明瞭化であり、核小体が顕著に目立つ所見が認められる。
細胞質は淡青緑色で腺系細胞に特徴的な染色性を示す。
核膜不整も伴い、扁平上皮癌に見られる角化・層状構造はなく、子宮頸部腺癌の細胞診像として核小体明瞭が最も重要な所見である。