正答5
解説
正解は5です。
酵素反応の速度は、基質濃度、酵素量、阻害物質の有無によって変わります。
Michaelis-Menten式はv=Vmax[S]÷(Km+[S])で表されます。
【選択肢別解説】
1:× 非拮抗阻害では、阻害物質が基質と別の場所に結合して酵素の働きを落とすため、最大反応速度(Vmax)が低下します。
Kmは変化しません。
2:× 拮抗阻害では、基質と阻害物質が同じ活性部位を奪い合います。
基質濃度が高いほど阻害は弱まり、阻害率は低くなります。
3:× 1次反応領域では、反応速度は基質濃度に比例して変化します。
基質濃度に関係なく速度が一定になるのは0次反応領域です。
4:× Michaelis-Menten式は、酵素量ではなく反応速度と基質濃度の関係を表す式です。
5:○ 基質が十分にある0次反応の条件では、反応速度は酵素量に比例します。
この性質を利用して、反応速度から酵素活性を求めます。
【ポイント】
拮抗阻害はKmが上がりVmaxは不変、非拮抗阻害はKmが不変でVmaxが下がります。
酵素活性は基質を十分に加えた0次反応で測ると覚えましょう。