正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
レンサ球菌(Streptococcus属)は、溶血性、Lancefieldの群抗原、生化学的性状を組み合わせて同定します。
菌種ごとの代表的な陽性検査を覚えているかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 胆汁溶解テストが陽性なのはS. mitisではなくS. pneumoniaeです。
S. mitisは胆汁で溶けないため陰性になり、肺炎球菌との区別に使います。
2:× S. pyogenes(化膿レンサ球菌)が持つのはG群ではなくA群抗原です。
3:○ S. agalactiae(B群レンサ球菌)は馬尿酸を加水分解する性質があり、馬尿酸加水分解テストが陽性になります。
4:○ S. pneumoniae(肺炎球菌)はオプトヒンに感受性があり、ディスクの周りに発育阻止帯をつくります。
緑色レンサ球菌との区別に使います。
5:× CAMPテストが陽性なのはS. agalactiaeです。
S. dysgalactiae subsp. equisimilisはC群やG群の抗原をもち、CAMPテストは陰性です。
【ポイント】
「肺炎球菌はオプトヒン感受性と胆汁溶解陽性、B群レンサ球菌は馬尿酸加水分解とCAMPテスト陽性、A群レンサ球菌はバシトラシン感受性」と覚えます。