正答2
解説
正解は2。
全血を室温放置すると、試料中からCO₂が逸散して血液pHが上昇(アルカリ化)し、アルブミンのカルボキシル基の負電荷が増大することでCa²⁺のアルブミン結合が促進されるため、イオン化カルシウムが低下する。
なお細胞の嫌気性代謝で乳酸が産生されるとpHは低下するが、この場合はCa²⁺のアルブミン結合が減少してイオン化Ca²⁺が上昇する方向に作用するため、室温放置でのiCa低下の主要機序はCO₂逸散によるアルカリ化である。
ヘパリンはCa²⁺をキレートするが、問題は試験管内の前処理の話である。