正答1
解説
正解は1です。
腎臓の超音波Bモード像では、外側から順に被膜、皮質、髄質が並び、中央に高エコーの領域がみられます。
この中央の高エコー域を中心部エコー(腎洞部エコー)と呼びます。
中心部エコーは腎洞にある腎盂、腎杯、血管、脂肪組織からなります。
【選択肢別解説】
1:○ 腎盂は腎洞に含まれる構造です。
周囲の脂肪組織などとともに中心部エコーとして高エコーに描出されます。
2:× 髄質(腎錐体)は皮質よりやや低エコーの三角形の領域として、皮質と中心部エコーの間にみられます。
中心部エコーには含まれません。
3:× 皮質は腎臓の外側を取り巻く実質で、中等度のエコーを示します。
中心部エコーには含まれません。
4:× 被膜は腎臓の最も外側を包む膜で、輪郭として描出されます。
中心部エコーには含まれません。
5:× 後腹膜は腎臓の外側にある空間です。
腎臓の内部構造ではないため、中心部エコーには含まれません。
【ポイント】
水腎症では、中心部エコーの中に尿がたまった無エコー域が現れて、エコーが分離して見えます。