正答3
解説
正解は3です。
生検は、病変の部位や大きさに応じて方法を選びます。
パンチ生検は、円筒状の刃をもつ器具を回転させながら押し当て、組織を円柱状に打ち抜いて採取する方法です。
【選択肢別解説】
1:× 肝臓は体の深部にある臓器なので、超音波ガイド下で穿刺する針生検で組織を採取します。
2:× 腎臓も深部臓器なので、超音波ガイド下の経皮的な針生検で組織を採取します。
3:○ 皮膚は体表にあるため、パンチ生検で直接組織を打ち抜くことができます。
直径数mmの円柱状の組織で、表皮から真皮、皮下組織までを採取できます。
4:× 前立腺は、経直腸的または経会陰的に針を刺す針生検で組織を採取します。
複数か所から系統的に採取するのが一般的です。
5:× リンパ節は、リンパ節を丸ごと取り出す摘出生検(切除生検)が基本です。
悪性リンパ腫の診断では、リンパ節の構造全体を評価する必要があるためです。
【ポイント】
「皮膚=パンチ生検」「肝臓・腎臓・前立腺=針生検」「リンパ節=摘出生検」と部位ごとに整理します。