正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4です。
下垂体後葉は神経組織でできており、自らはホルモンを作りません。
視床下部の視索上核と室傍核で作られたホルモンが、神経の軸索を通って後葉に運ばれ、そこから分泌されます。
【選択肢別解説】
1:○ オキシトシンは下垂体後葉ホルモンです。
分娩時の子宮収縮や、授乳時の射乳を起こします。
2:× プロラクチンは下垂体後葉ではなく、前葉から分泌されるホルモンです。
乳汁の産生を促します。
3:× 成長ホルモンは下垂体後葉ではなく、前葉から分泌されるホルモンです。
骨や筋の成長を促し、肝臓でのIGF-Ⅰ産生を介して作用します。
4:○ バソプレッシン(抗利尿ホルモン)は下垂体後葉ホルモンです。
腎臓の集合管で水の再吸収を促し、尿量を減らします。
5:× ヒト絨毛性ゴナドトロピン〈hCG〉は下垂体ではなく、胎盤の絨毛から分泌されるホルモンです。
妊娠の診断に用いられます。
【ポイント】
下垂体後葉ホルモンは「オキシトシンとバソプレッシン」の2つだけです。
前葉ホルモンは成長ホルモン、プロラクチン、ACTH、TSH、LH、FSHの6つと対比して覚えます。