正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
正解は3と5です。
LDL受容体は、肝臓などの細胞表面にあり、リポ蛋白を細胞内へ取り込む受容体です。
受容体が認識するのはリポ蛋白の表面にあるアポ蛋白で、アポB100とアポEの2つです。
【選択肢別解説】
1:× アポA1はHDLの主要なアポ蛋白で、LDL受容体のリガンドではありません。
レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ〈LCAT〉を活性化し、コレステロールの逆転送に働きます。
2:× アポA2もHDLを構成するアポ蛋白で、LDL受容体のリガンドではありません。
3:○ アポB100はLDLの唯一の主要アポ蛋白です。
LDL受容体に結合し、LDLが細胞内に取り込まれる目印になります。
4:× アポC2はリポ蛋白リパーゼ〈LPL〉の活性化因子で、LDL受容体のリガンドではありません。
キロミクロンやVLDLのトリグリセライドの分解を助けます。
5:○ アポEはVLDL、IDL、キロミクロンレムナントなどに含まれ、LDL受容体に結合します。
レムナント受容体(LDL受容体関連蛋白)のリガンドでもあります。
【ポイント】
「LDL受容体のリガンド=アポB100とアポE」「LPLの活性化=アポC2」「LCATの活性化=アポA1」と働きで整理します。
LDL受容体の遺伝子異常は家族性高コレステロール血症の原因になります。